でも、その新人女優さんたち。少し人気が出始めると必ずと言っていい程、恋愛映画をやります。
若手女優の筆頭格、有村架純さんも現在公開中の劇場映画は恋愛ものです。
原作はポンコツ作家のハゲ百田なので全く見る気すら起こりませんが、それはさておき、若手人気女優ろヒロインに立てるシフトです。
この前は川口春奈嬢が主演映画がありましたけれども、それも恋愛映画。その前の桜井日奈子主演の映画も恋愛映画でした。
人気が一度沸騰したアイドル女優は必ず恋愛映画に主演させて、人気に拍車を掛けると言うプロモーションが売り込み方の王道なのかも知れません。
芸能プロダクションの大小を問わず、それは例外無く行われている感じがします。
やっぱり切っ掛けがレジェンドから?
アイドルが主演する恋愛映画と言えば、古いですけど、百恵&友和のコンビで毎年1本づつ取られていたのが一番有名なケースでしょう。これはプロモーションと言うよりも、それ自体がキラーコンテンツであり、この黄金コンビはTVでも「赤いシリーズ」として、ずっとゴールデンにドラマが組まれ続けていたほどです。
この大成功で、恋愛映画に主演させる事がアイドル女優の王道になった言えます。
それ以前にも吉永小百合などが浜田光夫とのコンビで恋愛映画を連作したりもしましたが、百恵のインパクトに比べるとそれほどでは無かったのではないと思います。
百恵以後、様々なアイドルが恋愛映画の主演をはっています。
それこそ松田聖子や小泉今日子、宮沢りえ、内田有紀、広末涼子…数え上げたらキリがありません。
誰も知らないかも知れませんが、中森明菜にも1本だけそんな映画があります。しかもマッチとの共演(ノll゚Д゚llヽ)
ですが、どれもこれも鳴かず飛ばずで、山口百恵のケースを超える事態は発生していません。
そういう意味では、百恵ちゃんの映画はもう、伝説と言って良いくらいです。
平成は昭和と違った。
平成の時代、アイドル女優の出世コースはヒットには関係なく、恋愛映画に主演する事です。しかし、映画としては恋愛映画に主演させているかも知れませんが、TVドラマで恋愛物の主演させるパターンは逆に皆無ですね。
やっぱり、TVドラマの枠には限りがありますから、芸能事務所の思惑よりもTV局の都合が優先される時代なのでしょう。
そう考えると、昭和時代のアイドル女優の人気は凄かったんだなぁ、と思い知らされます。テレビ局の方が三顧の礼で出迎えた山口百恵は完全にレジェンドです。
その後、人気先行型で恋愛ドラマの主演をやったのでは宮沢りえと中山美穂くらいではないでしょうか?
平成になっても最近ではアイドル女優がゴールデンにドラマの主演を張らせて貰う事はあまり無くなりました。
確実に数字を持ってこれる程の女優が居ないからでしょう。その上、アイドル女優が歌を出すことすら無くなっています。
多分、今、一番のピンの女性アイドルは広瀬すずちゃんだと思いますが、シングルデビューはとうとうしませんでしたね。
もう良いんじゃない?
昔はアイドルと言えば、恋愛映画の主演とシングルデビューがワンセットでした。百恵、聖子、明菜、キョンキョン、中山美穂…全部そうです。
しかしながら、ミポリン以降、そのビジネスモデルは徐々に崩れて来ます。
宮沢りえはデビュー曲しか売れず、内田有紀はヒット曲すらなく、あの全盛期の小室哲哉の楽曲でさえズッコケました。
広末涼子も例外ではありません。売れたのはデビュー曲だけです。
そのせいか、現在、アイドルが恋愛映画に主演する事は多々あっても、シングルデビューする事はありません。そういう王道はとっくに崩れたようです。
シングルデビューさせない理由は簡単です。昭和の頃のように売れるメドが立たないからです。そんな状況では事務所が尻込みするのは当然と言えるでしょう。
では、主演する恋愛映画に人が入っているのかと言うと、決してそんな事はありません。
でも、恋愛映画にだけはしつこく出し続けています。どこの事務所も右へならいと言った感じです。
永野芽郁、浜辺美波、中条あやみ…こういったアイドル女優はみんなこの1年以内に恋愛映画で主演しました。
何だか見ていてそろそろウンザリな感じです。恋愛映画って言うのは全く見ない人なので特にそう思います。
もっと色んなタイプの映画に漫勉なく出る戦略は立てられないのでしょうか?
広瀬すず嬢だけはそれが出来ているような気がします。それは人気があるからそれだけ仕事が選べるのか、事務所の方針なのか判りませんが恋愛映画ばかりのイメージは余りありません。
でも売れかけの女優なら映画が片寄るのは分かりますが、有村架純のような人気女優が恋愛映画にばかりしか出ないのどうなんでしょうか?
これは事務所の方針である可能性が高いですが、であるならば、もっと全方位的に出演した方がタレントとしての息が長くなるような気もします。
0 件のコメント :
コメントを投稿