中身はと言うと、温泉を紹介するNHKのBS番組。
かっては11PMの時代から、秘湯を紹介する番組と言えばモデルの娘がペアになって入浴シーンが流れると言うのが定番になっています。
BSは地上波と違って、比較的柔軟な運用がされているのでしょう。
NHKで秘湯を紹介する温泉情報番組があったそうです。
それはそれで番組の存在自体を慰問視する声も上がるかも知れませんが、ハッキリいって原理主義者の意見はどうでも良いです(笑)
ここで問題にすべきはスポーツ新聞の記事。
秘湯を紹介するモデルの一人にAV出演の過去があり、そんな如何わしい女性をNHKが利用するのは問題である!
と言った内容の報道でした。
ボク個人はNHKは全く見ないし、その在り方については大いに疑問を抱く人間です。そんなにNHKに対して好意的な人間ではありません。
だからと言って、この記事を見て非難のの矛先がNHKに行くと思ったら大間違いです。
この件で糾弾・非難されるべき相手はスポーツ新聞です。これには議論を待ちません。こういうフザけた記事はヘイトスピーチそのもでしかありません!
こんな差別記事が罷り通って良いのか!
これでスポーツ新聞の報道に看過されてNHKをを糾弾する人間はK.K.K.なんかと同じ思考回路を持ったクズです。スポーツ新聞はNHKがモデルの身辺調査も禄に行っていなかった事を槍玉に挙げてスクープ報道をしたつもりだったかも知れませんが、逆に馬脚を表す格好となったのです。
そこにあるのはスポーツ新聞側の明から様な職業差別意識です。
この記事を書くことによってスポーツ新聞の記者側にある差別意識が露見してしまったのです。
日本ではAVは全くの合法です。そしてAVに出演することは犯罪でも何でもありません。風俗で働くのも同じです。
それをまるで覚せい剤でもやったかの如き前科者扱いするとは言語道断です。
ポルノ映画出ようが、風俗で働こうが、AVに出ようが、その人物がNHKに出る事は何の問題も無い筈です。
それを問題にする事が問題なのです。
そこにあるのは職業に対する差別意識そのものです。それはヘイトスピーチと同じであって、それをマスコミが率先してやるとかお話になりません。
その後、そのスポーツ新聞が廃刊になったかどうか知りませんが、そんな偏見に満ちた時代があったのです。
当山のことながら…
いま、現在、AV女優がNHKに出たからと言って問題視される事はありません。少なくとも民放やスポーツ新聞でその事が糾弾される事は無くなりました。だって大河に及川奈央やみひろが出ているくらいですからね。
もっと言うとNHKの教育にだって古くは葉山レイコが出ています。
それを問題視する方が、そもそも問題なのです。
ところが、ネットの時代になってヘイトスピーチは益々加速していると言う実態も片方には存在します。
TVにAV女優が出ることを由としないネトウヨどもがNHKのみならずTV出演自体を掲示板や知恵袋などで糾弾するのです。
ヘイトスピーチしか出来ないこういう差別主義者どもはホントに一定数発生しまうものです。が、完全に無視するのが一番効果的です。
結局奴らは”かまってちゃん”でしかないのです!w
0 件のコメント :
コメントを投稿