この映画のランキング。何処へ行っても同じですが、これは同じソースを使っているからです。
そのネタ元は興行通信社。歌のランキングがオリコンから発表されるように、映画の興行もこの会社のデータを元にして発表されます。
しかしながら、ここはかなり旧態依然とした組織みたいで、まるで地上波の視聴率のようです。
最新のようで最新でない。更新できる筈なのに更新されない。遺跡のようなシステムです。しかもこっちは有限会社。なんでこうなるのか分かりません。余程確固たる既得権益があるのでしょう。
まぁ、民間だし預かり知れぬ業界やし、権益がどう作用しようが実際のところどうでも良いのですが、どうせアウトプットするのであれば正確を期して貰いたいとは思います。
オリコンの方針は英断か?
映画ほどではないにしても、歌のCDランキングもオリコンのデータを元にして発表される事が多いです。でもその客観性を担保する為に、オリコンサイドは英断を下した事が過去にあります。
それは、ランキングからAKBを外した事です。これは大英断であったと思います。AKBのシングルCDには色んな特典が付いて来ます。
握手券だの、PVだの、ほんとにもう、色々です。特に酷いのがAKB選挙の投票権。
ここまで来ると、はたしてCDの売上として見て良いのか、グッズの売上なのかコンサートチケットなのか訳が分かりません。
と、言うわけでオリコンはAKBのCDは集計対象から外してしまいました。
これはCDシングルの集計として客観性を保つために有るべき姿であったと言えるでしょう。AKBの売上は、実態とはそぐわない嵩上げされた数字であると判断したのです。
捏造興行はカウントすべきではない!
映画の興行においてもAKBのような捏造の売上という物が存在します。オリコンがそうした様に、データに客観性を保つのであれば、そう言った映画はランキングから外すべきではないでしょうか?
なんで映画の興行を捏造する必要があるのか、という素朴な疑問はありますけれでも、信者に対して去勢を張る必要があるのでしょう。
あるいはエンターテイメントを利用して信者を獲得しようとしているのかも知れません。
良く、映画のランキングを見ていると、見たことも聞いた事も無いような映画が上位にランクインしている事があります。
は?と思って、ヤフー映画のユーザーレビューなんかを見ていると、すぐに理由が分かります。
そういう映画は評価の星の数が、両極端に別れ、コテンパンに貶されるか、神回かの如く褒め千切られるかのどちらかです。そして平均点が異常に低いです(笑)
もう、お分かりでしょう…、某カルト宗教の団体が主導する映画がちょいちょい興行ランキングを侵食しているのです。
レビューで星満点を入れているのは明から様に信者である事が分かります。
そして、星が一つとか二つのレビューは、貶(けな)すだけに留まらず、決まって「無料で入場券を貰ったからしょうがなく拝見した」と言い訳のように書いてあります。
こんな映画は断じて自腹では見ていない!と言う自己主張なのでしょうが、こういった光景を見ると、興行が捏造であり、底上げされた数字である事が判ってしまいます。
まるで沢田研二の武道館コンサートのようです(笑)
信者が行くのも勝手だし、招待券をバラ巻くのも勝手です。映画を使って信者を勧誘するのも勝手でしょう。富美加嬢を使ってアイドル映画を作るのも勝手です。
但し、そこには正当な数字はありません。そこにあるのは捏造された興行成績です。
少なくともデータに客観性持たせるのであれば、そういう映画はランキングから外すべきではないでしょうか?
そこは素直にオリコンが取った姿勢を見習うべきであると考えます。如何でしょうか?
そうしなければ、客観性は担保されませんよねw
皆さんはどう思いますか?
0 件のコメント :
コメントを投稿