AAAの浦田直也不祥事、覚醒剤と言わないまでも酒癖で終わる芸能人。

どうやら平成の最後の年は芸能人による不祥事の当たり年となってしまったようです。

不祥事

年明けにNGKの暴行事件が世間を騒がし、その後、純烈のメンバーによる複数女性とのトラブル、挙げ句、新井浩文が準強姦で捕まり、直近のピエール瀧まで。

4ヶ月しか経っていないにしては結構な数です。TVこそ取り上げなかった物の松岡茉優の追突事故というのもありました。

そして、平成最後の仇花となるのでしょうか。AAAのリーダーによる不祥事が昨日起こってしまいました。

後始末が社会問題

芸能人の不祥事によっていつも問題になるのがその後始末をどうするか。

芸能人の不祥事

役者で言えば、出演作品の扱い方、NGKのようなアイドルであればコンサートや楽曲の販売、イベント開催など、スケジュールの後始末をどう処理するか、などの問題です。

もう、社会問題と言って良いくらい激しく議論が交わされています。

ピエール瀧のケースでは、映画は手を加えずにそのまま予定通りに上映されるという事で、過剰な自主規制の流れに一石を投じました。

でもそれで事態が収集するものではありません。

アイドルの場合は…

さて、その自主規制に関する後始末問題。今回のAAAでは人気グループだけに一番厄介な事になるであろう事が予測されます。

聞く所に拠ると、アリーナツアーを何箇所も控えており、ドームでやる地方もあるとか。これだけの規模のコンサートはすぐに中止と言う訳に行かないでしょう。

当事者やスタッフさんは、今一番頭を抱えている最中だと思いますが、暫くはTVのワイドショーなどで餌食にされてちゃいますね。

特に平のメンバーではなく、リーダーがやらかしちゃってますから、純烈やTOKIOの場合と同じく当事者が辞めれば何とかなる言うレベルの話ではありません。



解散とか分裂、そういうシナリオも関係者の間では早くも囁かれているようです。

誰のための忖度か?

不祥事が起こると取って付けたように行われる過剰な自主規制。

コンプライアンスとか世論とか、そんな目に見えない物を恐れて先手を打ってるつもりでしょうが、一体何に怯えているのでしょうか?

電気グルーブ楽曲の配信停止にしても、新井容疑者出演映画の上映打ち切りにしても、中止を強要する世論なんぞ具体的には何処からも上がっていません。

声なき声、有りもしない圧力、…そんな見えてもいない物に忖度し、勝手に恐れ、早々と撤退する異常な潔さ(?)

理解に苦しみます。

そしてそこには売る側も買う側も一方的に嫌な思いをするマイナスの結果があるだけです。一体誰得なのでしょうか?

ましてやそれが禊にでもなってるのかと言ったら大間違い。逆に自主規制を撤回する署名運動が起こってしまう始末。ただただ反発を買っているだけです。

メディアの報道や世間の騒動に依って作り出された雰囲気に飲まれ、その被害妄想が自主規制という副作用を生み出してる感じです。

こうした一連の愚策が何の躊躇もなく行われてしまう理由を考える時、そこにはスタッフ側の保身しか見えて来ません。

まさしく集団心理であり、古ぬ脅迫観念が集団ヒステリーを起こしているのではないでしょうか?

自主規制

恐らく自主規制を主導している人間は、突っついても絶対に現れないでしょうね。責任を取れない臆病者が多い故の自主規制なのでしょうから。

ほんとに全く間抜けな話です。

電気グルーブ相方の反応

もともと不規則発言が多く、そのユニークさが際立っていた電気グルーブピエール瀧の相方、石野卓球氏ですが、今回は殊更語気をを荒げている気もします。

彼の不規則発言は、無意味な自主規制に対する憤りから来る場合もあると思いますが、そんな愚策を断行する事務所へ反発もあると思われます。

石野卓球氏の発言に対して、無知なワイドショーが性懲りもなく叩いたりもしていますが、犯罪を犯したのは相方の瀧の方ですから筋違いもいいとこです。

ネットが無ければ…

でもこれが昭和だったら卓球氏も同時に世間から抹殺されていたとする向きもあります。

いまはインターネットがありSNSも発達していますから、卓球氏の発言しに対して擁護や応援の声も多く、ネガティブな意見に世論が簡単に靡いたりはしません。

しかしながらこれが30年前であればどうだったでしょう?

残念ながら、ピエール瀧氏と同様に石野卓球までもが袋叩きに合っていたかも知れません。30年前はワイドショーが叩けば世論も一緒になって叩いていたものです。

当時、TVで大ぴらに叩かれると、ネットのように一般の人々の意見が交わされる場所が無い訳ですから、TVの意見はそのまま世論になりました。

30年前

ましてや芸能マスコミなど自分たちと関係のない他人事です。深く考えもせずに信じてしまう人が大多数だったのです。

いまでもご年配の人々は非常にTVの情報を丸呑みにし易い傾向がありますが、その年配の人々が当時の世論形成者だったとい言うことですね。

そういう意味で石野卓球という人物は、ネットを良く理解しているし、こういった緊急事態においても、至って冷静で自己主張も怠らない賢い人間であるようです。

結局は毒されている

海外はどうか判りませんけれども、日本という国はいつの間にこんな国になってしまったのでしょう?

勝手に結論を出して勝手に忖度して勝手に自主規制する。

芸能人でもスポーツ選手でも、あるいは政治家でも、有名人が不祥事を起こすと活動を自粛する。こういう風潮は昔からありました。

しかしながら昨今の物は、政治家の場合を除き、自主規制だけが段々先鋭化してしまい、明らかに行き過ぎた物になっています。

どう見ても過剰です。


電気グルーブの楽曲はいまでも配信停止のまま。

グループ活動の場合、事件を起こしていない相方までもが印税収入が途絶えたり、活動を抑制されたりするのです。

こんなのは全く迷惑な話であって、相方には道義的責任も全くありません。卓球氏が不規則発言をするのは最もな話です。

そして配信停止にしている事務所ともモメているようです。

誰のための停止なのか、誰のための自粛なのか、もう、訳が判りません。

本人が自粛したり、引退するのは当然かも知れませんが、周囲の人間までは巻き込まれる自粛はやっぱり何処か歪んでます。

誰も責任を取りたくない!

ちょっとした騒ぎだけで、これだけ自粛に走るのは、誰も責任を取りたくないという無責任体制の現れと言えます。

トラブルになって矢面に立つのが絶対的に嫌だから、最大の回避策を考えしまう、それが後ろ向きで保守的な選択となるのです。

その結果が自粛であり自主規制。つまり徹底した事なかれ主義ですし、臆病さの裏返しとも取れます。

芸能人であれば事務所やスタッフ、アスリートであれば協会など、そういった取巻きや組織、バックーヤードにある組織が完全にサラリーマン化している証拠です。

こうした、絶対無理をしない冒険もしない、ただただ安全策ばかり取り続ける風潮は芸能界だけではないですよね。最早、日本全体に蔓延しています。

安全策ばかり

でも、それってどうなんでしょう?

そんな日本社会に国際的な競争力が身に付くわけはありませんし、繁栄を持続出来る逞しさが身に付くとは思えません。

もしかすると僕達はコンプライアンスという宗教に騙されて衰退の未来を選んでしまったのかも知れません。

それでも悪い奴は居る!

芸能界に蔓延する行き過ぎた自粛の荒らしも、結局は、コンプライアンスの過剰な運用という問題に収束します。

しかしながら世の中にはコンプライアンスを絶対に守るべき職業があるという事は別途知っておく必要はあります。

それは公人と呼ばれる奴らです。

税金でメシを食っている人間は努めてコンプライアンスを守る義務があります。それは今に始まった事ではなく常識として戦前から決まっている事です。

民間人や民間企業が、コンプライアンス(社会規範)を守るかどうかはあくまでも自由意志であり、モラルの問題です。

ですが、公人、特に官僚や政治家がコンプライアンスを守るのは自由意志ではありません。それが義務です。絶対です。他の選択肢はありません。

であるにもかかわらず、公人である筈の一部の政治家は、失言を繰り返しても、スキャンダルが発覚しても。議員を辞めることもなくのうのうと生きています。

麻生太郎

本当に自粛すべき連中は平気でのさばって税金を食い物にしているのです。麻生太郎のような奴が平気で政治の中枢に居すわっています。

こういう奴らにこそ、国民の意思で断固たる鉄槌を下さなければなりません!

こういった天にツバを吐くような奴らこそ社会的に抹殺されなければならないのです。

いまは統一地方選挙の真っ最中。そして、近々に行われる参議院選挙。

ここで国民の意思を示し、のさばる麻生どもに永遠の自粛期間を食らわしてやろうではありませんか!

そうするのが、まず有るべき行動と言えるでしょう。

そしてそれが日本を変革させる第一歩へと繋がるのです。
調整中

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