雲行きが怪しいゴーン事件。。。

ゴーン事件の余波は未だに続いています。連日その報道は止まりません。

しかしながら最近の報道には少し傾向が違って来てますね。以前はゴーン氏を悪党扱いする報道一色だったように思えますが、最近はそうでもありません。

クーデター側の情報がそろそろネタ切れなのでしょう。

情報源がバラバラな感じの報道が目立ちます。日産経営陣が企んだゴーン氏を悪者にしたい思惑は若干失敗しつつあるのでしょうか?黄色信号と言った所です。


今回利用された不実記載なる犯罪行為。

これは出来たばかりの法律で、適用範囲も微妙な部分があります。恐らくこれだけの容疑で有罪にするには非常に弱い気がします。

あくまでもこれを別件として引っ張って来て本件があるのか、不実記載そのものが本件でそのまま立件するつもりなのかは素人の僕には分かりませんが、不実記載だけならば事態はクーデター側の思惑通リには行かない可能性が高いと思います。

ゴーン氏による業務上の横領あるいは不正支出等の犯罪は、立件して起訴まで持ち込めるのでしょうか?

その辺については一切の報道がなされていません。

検察側が報道規制を掛けているのか、捜査そのものが行き詰っているのか知る術はありませんが、上手く行ってないように見えるのは僕だけでしょうか?

このままゴーン氏が微罪でしか立件出来なかったとしたら?

このままゴーン氏が無罪になったとしたら?

クーデターを起こした日産側もタダでは済まないでしょうが、地検側も無傷でいられる筈がありません。


世間体と面子のみを気にするのが地検の本性ですからそれは大変です。

国民からすればザマァ!でしかありませんが、とにかく地検の面目は丸潰れなのです。

検察の失点は国民の利益!

これは場合によっては日本の行政監督の健全化に繋がるかも知れません。

ゴーン氏が無罪になれば、日本国民の利益に繋がる可能性があるのです。

何故ならば、これで無罪放免になれば、民事訴訟などを含めて複数の裁判をゴーン氏の弁護士集団が提訴して来るでしょう!

フランス政府も背後に付くでしょうし、告訴の相手は日産だけに留まると思ったら大間違いです。


地検もやり玉に挙げるしょうし、日本の国民世論も味方に付けようとするでしょう。その時に批判の対象になるのが、人質司法と呼ばれる代用監獄制度と弁護士の同伴を認めない取調制度。

これは二つとも前近代的なシステムのままであり、およそ民主国家の呈をなしていません。中国より人権軽視です。


ここは盛んに付いて来るでしょう。この人権侵害だけは未だに改善されません。

ゴーン氏が無罪になって、日本の検察制度が批判の対象になればホントに締めたものです。

国際世論に晒されて、日本で吊し上げを食らえば良いのです。


そうすれば、代用監獄制度や弁護士同伴の議論も本格化し、国会も無視できない筈です。

そして、それが制度の改善へと繋がれば、日本の行政による人権侵害も少しは良い方向へと動くかもしれません。

ゴーン氏の事など日本人としてはどうでも良いことです。いち民間企業のお家騒動に過ぎません。

しかしながら、検察制度改革は国民の基本的人権と関わる大変重要な問題なのです。
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