ハロウイン騒動で車を倒した犯人が捕まったと言うニュースがありました。
各局TVの報道では、捕まって当たり前の報道が目立ちます。そして付け加えて言うならば、それを捜査網で捕まえた警察の功労を褒めるコメントも多いです。
おいおい、ちょっと待てよ✋
そんなに警察を手放しで褒めるあなた方は警察の回し者ですか?
僕はそんな質問がしてみたいです。警察の行動が全て正しい等と頭から思い込むその感覚は、もう洗脳されてしまっている低能野郎です。
そして、TVでそんなコメントをするエセ識者たちも、体制に毒されたバカどもでしかありません。
数万人の中から個人が簡単に特定出来てしまうこの社会に疑問を持つべきです。
これは、もう国民の殆どがシステムの監視下にあるという明確な証拠ですよ。それを何も怖い事とは思わずに、そのまま受け入れてしまう感覚は、すでに洗脳されているのと同じです。
こういう事には憤然と疑問を持ち疑義を唱える世論が湧かないと言うのは実に情けない話です。
これが韓国やアメリカであればシステム監視の行き過ぎに反発する世論が湧く筈です。フランスでも増税が原因で暴動が起きました。
個人情報の管理に疎い国民性はやがては自分の首を締める事にしか繋がりません。
今回犯人が捕まるまでプロセスはご存知でしょうか?
ニュースで見て知っている人も多いかもしれません。
犯人と思われる人物が辿ったと思われるルートの防犯カメラを一つづつ追って行ったそうです。
それに顔認証システムやsuicaの通行記録を照合して個人を特定したとの事。
これを持って警察がよく頑張った、などとほざく奴は本気のアホか、世論操作の目的で言ってるかのどちらです。ハッキリと断定します!
目を向ける所はそこではありません。
現代は芸能人でも何でもない一般の国民までが、その日常を完全にカメラに取られているのです。そしてその行動が履歴として残っているのです。
これを避ける方法はありません。
その危険性にこそ目を向けるのが本当のあるべき視線です。
例外はない!
自動車であればトレース出来ないとか思っている人居ます?そんなあなたは本気のアホグループの人です。お人好しで相当に頭が悪いんですねぇ。大丈夫ですよ!その内に騙されてきっと痛い目に会いますからwwご心配なく!
道路上にどれだけカメラがあると思ってるんですか?高速道路じゃ無くてもカメラや位置情報を伝えるシステムはたくさんあります。
Nシステムはどんどん進化しているんです。
例え携帯電話のGPSを切っていた所で、基地局との通信履歴は残っていますから何時に何処に居たかは後からでもトレース可能です。
一旦外出すれば、その行動は全て筒抜けで、家に居たとしても、どの時間に家に居てネットで何を見ていたかまで、全て履歴が残っているのです。
そして後から幾らでもトレースが出来るのです。
それが平成が終わるこの時代の現実です。
警察の権限を持ってすればそれは全然全て開示されます。現在の日本国民にはプライバシーが存在しないと言っていいでしょう。残念ながら、監視社会はもう完全に始まっているのです。
SFでも何でもなく現実の物として。
その先にあるもの
少し前に、歌手の飛鳥了が覚醒剤所持の容疑で警察に連行された時に、タクシー内でのやり取りがTVで放送されていました。個人情報保護法ってホントに機能しているんでしょうか?
タクシー内の防犯カメラの映像って一体誰の物なんでしょう。。。例え芸能人であっても、その様子を捉えた映像を、本人の承諾もなし公開できるのはおかしいです。
なんで取り締まる法律が無いんでしょう。
防犯カメラの映像も、劇的瞬間とか面白動画の名目で勝手に放送されてますけど、あれって被写体になった人の許可はちゃんと取れてるんでしょうか?
非常に疑問です。中には本人が預かり知れない所で恥をかいているかもしれないのです。
元モー娘の吉澤ひとみが起こした事故の瞬間もTVで何度も流れました。
裁判において証拠映像として公開されるのであればイザ知らず、ああやって勝手に流されていいのかと言うのも疑問です。
轢き逃げ犯人を犯人が捕まっていないから公開捜査の目的で放送される事なら分かりますが、吉澤ひとみの事故シーンはタブロイド誌レベルの下衆な理由です。
犯人は捕まって拘留中なのに流す理由は何もありません。
歯止めが必要!
とにかくシステムの進化が、私たち個人からどんどんプライバシーを奪っている現実には絶対に歯止めを掛けるべきです。それにはもう、法的な枠組みを作るしか方法がありません!
コンプライアンスと言う名目で表現の自由が脅かされて、どうでも良い事が、事細かに制約されている昨今、こういった個人情報の保護がお座成りになているのには怒りしか覚えません。
(コンプライアンスと言うのは本来、人権を守る為にある概念の筈ですが、現実には人権を脅かす運用がなされています)
こんな状況をほっといていい筈がありません。
殺人のような重大犯罪ならともかく、車を倒したくらいの軽微な犯罪如きで警察が本人を特定してしまう事の危うさにもっと世間は危機感を持つべきです。
軽犯罪では、普段なら絶対に動かない筈の警察が、TVの報道に押し負けて軽犯罪を重大犯罪のように捜査するのはおかしいのです。
そしてその事を真正面から批判するコメンテーターは何処にもおらず、逆に警察の捜査を褒める体たらく。
その向こうにある、自分たちのプラバシーまで丸裸にされると言う危機性を感じる人は誰も居ないのです。
防犯カメラの映像やsuicaの行動履歴、これらの管理は基本的に公的ではありません。
顧客情報もかなり占められている筈です。
軽犯罪如きで開示しても良いと言う雰囲気が形成されると、警察でもない全くの個人の問合せに対しても開示してしまうでしょう。
TV局にはあれだけ提供しているくらいですから。
法的に開示の要件を決まる必要が絶対にあります。法の網を掛けるべきはコンプライアンスではなくそういう個人情報が集まる場所なのです。
他人事だと思っている方はホントのお目出たいです。
ネットがより発達すれば防犯カメラの殆どはネットワークで繋がってしまうでしょう。
SFでも何でもなく自由に防犯カメラにアクセス出来てしまう環境になってしまうのです。そして、顔認証システムやマイナンバーと紐付けされればどの様になるかすぐに想像が付きます。
法律の枠組みで規制していなければ、時の権力者が行政力を使ってシステムを私物化するのは簡単です。
マイナンバーを打ち込めば、その人物が現在何処で何をしているのかリアルタイムで映し出せたりするのです。
技術的には現在でも可能な事です。
公務員がストーカーになったとしら、もうそのターゲットの女性は逃げる術がありません。何回引っ越しても無駄でしょう。
法的規制が無ければ行政側に立つ人間は益々やりたい放題に情報を握れるのです。
システム上に本人が預かり知れない履歴として残る個人情報を保護するための法律が無ければ、ホントに大変な事になります。
マインナンバーやクレジット情報、防犯カメラ、suica、キャッシュレス決済…、これらの情報が紐付けられるのを禁止する法整備が急務なのです。
いまなら、世論が声を上げれば間に合います!
監視社会が完成してしてしまうのは阻止しなければなりません。監視社会の先にある物は警察国家です。
日本がかっての東ドイツみたいになっていいのですか?
行政監視は相互監視でもあるのです。そんな社会は暗黒です。自由も繁栄もなく、あるのは恐怖と不信感だけです。
デモも何もしなければ…、何も危機感も覚えずにそのままほっておけば…、マイナンバーは、そのまま囚人番号になってしまいます。
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