1度終わった筈の事件が明らかに蒸し返された感じです。これは、普通に見てゴーン事件に対するフランス司法の意趣返しであるとか、当て付けにしか見えません。
ところが、どの報道を見ても、そういう論調はなく、意趣返しに見えるのは単なる偶然である、とした見解が目立ちます。
はたしてそうでしょうか?
政府や官僚が、そんなに公明正大な組織でしょうか?社会正義だけに基づいて、世論や感情に流されない組織と言えるでしょうか?
全くそんな事はありませんよね(笑)
時の世論や時の政策と結託して政治的に動く組織ですよ。謀略だって辞さないのが官僚です。
それを考えれば、これは明らかにゴーン事件に対する意趣返しであり、正に報復行為と言っていいでしょう!
威嚇して来るフランス
このまま黙ってはおらんぞ!という、日本司法への警告と考えていいと思います。特に裁判所への強いメッセージでしょう。ちゃんと無罪にしろよ!という圧力です。さもなければ…、みたいな含みを持たせていると思います。
このJOCの件はゴーン事件の推移を見ながら経過決定がなされる事でしょう。
ゴーン氏が有罪になるような事になれば、東京オリンピック間近になってJOC会長を逮捕して、東京大会に水を指す、というシナリオかも知れません。
東京五輪に味噌を付けられたくなかったら、ゴーン氏をさっさと釈放しろというカードを切った訳です。
フランス政府からすれば、ルノーは国策会社そのものですが、日本政府からすれば、日産は全くの民間企業です。
フランス政府は日産のお家騒動に介入する大義はありますが、日本政府には大義が無く傍観するしか手はありません。
非常に高度なレベルで外交的なやり取りを行なっているかもしれませんが、表面上、日本政府は干渉出来る立場にないのです。
内閣からすれば、民間企業である日産のお家騒動的なクーデターに行政機関である地検が結託している事に怒りを禁じ得ないと言えます。全くの迷惑千万なのです。
韓国と外交問題を起こしている最中に、フランスとまでは揉めたくないのが政権の本音です。
とは言え、骰は投げられました。巻き込まれるのは必死です。まぁ、ざまぁ!と言った所ですかねw
その裏側には‥
でも、この騒動、日本国民にとって良い方向に転ぶ可能性を秘めています。日本の司法制度改革に繋がる可能性です。
中国以上に遅れた日本の司法制度が国際的な批判に晒される展開も考えられるのです。日本の行政は外圧に弱いと言う性質を持っていますから、これは非常に良いことです。
こうゆう外圧が起こって、国内世論が喚起すれば、司法制度改革は避けられないでしょう。
やはり日本の国内世論だけで検察機構は変わらないのです。残念ながら。
日本の司法の世界にのさばる悪徳官僚は面子と利権が第一で民意や人権は鼻糞扱いです。
大阪地検で検察官が証拠を捏造して冤罪をでっち上げても、司法制度は変わりませんでした。それほど悪徳官僚の権限は強いのです。
もちろんこのままで良い筈がありません。悪徳官僚どもは自分たちが日本の恥でしかないと言う自覚はありません。99%の有罪率は誇りだと勘違いしているのです。
不自然な有罪率は判険癒着の実態を表しているという認識すらしていません。
こういう連中を排除して司法の世界を健全化させる良いチャンスが巡って来ているのです。
この際ですから、
ゴーン氏には大いに無罪になって貰って、フランス政府はもっと日本に外圧を掛けて欲しいと思います。
それが日本国民に望みでもあるのです!!
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