キャプテンと言う先駆的システムがあって、それはインターネットの原型とも言える要素を持つサービスでしたが一般に普及する事はありませんでした。
でもそんな昭和の時代にもテレビ電話と言う概念はあって、TVと電話は合体するであろうとは考えられていたのです。
当時の状況で、インターネットを想像するのは難しかったと思われます。
昭和時代まで想像されていたネット通信と言うのは、コアとなる巨大な中枢コンピューターがあって、それを介して情報をやり取りするイメージしかありませんでした。
ターミネーターに出て来るスカイネットと言う悪役コンピューターがその典型です。
ところが実際に普及したインターネットは全然そんな感じじゃありませんよね。コアなどは存在ぜす、相互作用的なフラットなシステムが並列的に配置されているだけです。
コアとなる中枢コンピューターなどは存在せず、サーバーが各所に点在しているのが実情ですよね。
将来的に量子コンピューターでも開発されれば、もしかしたらスカイネットみたいなコアとなる存在が現れるかもしれませんが、まぁ、やっぱりSFの世界観です。
想像と現実のズレは?
さて、問題のテレビ電話。昭和の頃は子供科学館みたいなところに行けば、そのデモ器みたいの物が置かれていました。それこそブラウン管テレビに受話器が付いた感じの物で、平成生まれの方には滑稽でイメージ出来ないかも知れません。
古い人に言わせれば、TV電話は普及しなかったとか言う人が居ますが、それは完全に間違いです。
普及しなかったのではなく、想像していた形と随分と形式も形も違っていただけです。スマホの中にその機能はしっかり入っていますよね。
Llineにもあるし、スカイプでも良いでしょう。ビデオ通話や画像通話はテレビ電話の事です。もはやテレビ電話という表現自体が死語ですけどw
そして、通話が従量課金でTV電話が無料で無制限に世界中の人と話せるとか誰もそんな変なことになるとは想像はしていなかったでしょう(笑)
昔、キャプテンウルトラや007に辛うじて腕時計型のTV電話みたいな端末が出てきますが、それはアップルウオッチが近いと言えば近いですね。
とは言え、ビデオ通話でもスカイプでも良いんですが、TV電話はそんなに頻繁に使われるアイテムではありませんね。
寧ろ、ニコ生やツイキャスのように配信機能の方が多用されている気がします。
かって、誰がTVとカメラがこんなに不可分に一体化すると想像したでしょう。
昭和の時代、誰がTV電話を飛び越えて配信機能まで電話が持つと思ったでしょうか?そしてそれがこんなに普及するなんて、全く想像の斜め上を現実は走っています。
インスタ映え何ぞ、ノストラダムスでも予言不能ですよね(笑)
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