平成の歴史を振り返る番組は年配の人間には面白い場合かも知れないが、これだけ同じ番組ばかりだとそろそろ食傷気味である。
ところでTV番組のラインナップはまるで年末のような様相を呈している。
平成から令和へと言うことで、年末年始と同じとでも言いたいのか?w
そして、今だけであろうステレオタイプの番組がもう一つ。それは皇室を特集する番組。それが圧倒的に多い。
一般参賀にあれだけ人が集まるくらいだから皇室特集をすれば、それなりに数字が見込めると踏んでの事であろう。
各局それなりの特徴を出して皇室番組を連発している。
ただ、僕自身そちらに関しては全く興味がないので内容を確かめることもなく即座にチャンネルを変えるけどねww
国事行為は宗教活動か?
日本国憲法には、その内容に至って大きな矛盾を抱えている。それは政教分離を明確に謳いながらも、その一方で象徴天皇制も明文化されているところだ。
この二つは明らかに相容れないシステムだ。
天皇制と言うのは、例え象徴制であっても漫然たる宗教活動が伴う。そしてその行為を国費で賄えば、どうしても政治が関わることとなる。
宮内庁の職員は公務員であるにもかかわらず神職もこなすのである。
この矛盾はどう綺麗事を言っても拭い切れない。矛盾しているという客観的事実は払い様がないのである。
天皇関係の国事行為の大半は完全に宗教行為である。
とは言っても、一部の極左団体が憲法裁判を起こしたところで門前払いであろう。裁判所はその主張を受け入れてくはくれまい。
憲法自体が両論併記になっている。裁判所は憲法を超える判断はしないし出来ない。そして裁判官は誰しも皇室に対し常に忖度する。
この鉄壁のブロックに左翼の主張が付け入る隙きはない。
という訳で、この矛盾に目鯨を立ててもあまり意味はないだろう。やったとしても壮大な経費が掛かるだけなのである。
(この論理とは別のロジックで元号差し止め訴訟というのが別途提訴されているが、それに関して別の機会に取り上げさせて貰う)←予告w
でも、ここは憲法の条文を善意に解釈してやれば、「政教分離、但し天皇制は除く」と読み取れなくもない。
歴史的背景を勘案して考えれば、
天皇主権は認めないが象徴天皇までは認めましょう。そしてそこだけは政教分離の例外規定とする、みたいな感じで折り合いとったものと考えられる。
細かく掘り下げればもっと色々出て来そうだ。けれども、長くなりそうなのでこの辺で止めておくとしよう(笑)
興味がある人は勝手に調べて下さい。
今更ながらの宮司感w
令和がいよいよ始まると言う事で、国事行為や皇室行事のスケジュールがギチギチに予定されている。その中身は聞いたこと無いような小難しい儀式ばかり。
なんか初見のイベントばかりだが、その度に恭しく報道するであろうTV各局。
そしてちょっと気になるのが、時々映し出される天皇の衣装と言うか服というか、その格好。
普段はタキシードでの洋装が多い天皇だが、ちょいちょい見掛ける神官の装束姿みたいな出で立ちを見ると、この人はやっぱり祭主とか宮司の類である事がよく分かる。
国事行為に於ける宗教儀礼は何の宗派に基づくものは知らないけれども、やっぱり全ては日本神道に由来するのだろう。
とまぁ感慨深げに書いてはみたけれども…、
日本国民は固唾を飲んで退位の礼や即位の礼を待ち望んでいる…、
なんてこたぁ、全く無く、
国民が待ち望んでいるのは、ズバリ、天皇賞!w
なんでしょうね。
間違いない!(笑)
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