TVが衰退する原因は、もちろんネットの普及が第一義的ですが、衰退に拍車を掛けている下らない自主規制という足枷も大きいです。
コンプライアンスを過剰に気にして保守的になり過ぎているのです。
内向きで保守的な態度は基本的に身を護る為に行われる事が多いのですが、TVの場合はそれが逆効果となって自分の首を締めています。
放送禁止用語などはその典型で、単なる言葉狩りにしかなっておらず、もはや誰得?ってな感じで、規制の目的すら不明です。
批判を異常に気にして、表現や言葉が無意味に縛られて行く状態を何とかしないと、TVは一斉に沈没してしまうかもしれません。
昭和の時代と比べると、その表現に大らかさに明らかな差を感じずに要られません。
コンテンツは無難で詰まらない物が横行し、その割には下世話なワイドショーが幅を利かせてしまっているのがいまのTV。
令和になったら益々その傾向は加速するのでしょう。
と、いう訳で、今回は令和になったら絶対に作れないだろうと思える昭和から平成に掛けてのTV番組を幾つか振り返って見たいと思います。
昭和TV番組列伝!
いま、お笑いの大御所と呼ばれる人は、ほぼ全員TVで下ネタばかりやっていました。
とにかくクレームを恐れ、過激映像やエロ規制を強めるばかりでは、その先には衰退しかないとTVは思い知るべきであろう。
規制すべきは、個人のプラバシーや名誉を傷付けない放送であって、決してエロ表現ではないのです。
これだけコンプライアンスを叫びながら、ワイドショー中身が下世話なままである事の方がよっぽど問題なのです。
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