それは画質もハイビジョンよりは遥かに悪く、画面の縦横比も16:9ではなく4:3だったのです。
地上波デジタルへ
そして、時は21世紀、平成22年になってから地上波はデジタルへ移行されTVもブラウン管が淘汰され液晶が主流になりました。こうやって始まった地上デジ放送。この時の移行は目立った混乱もなく比較的スミーズに推移しました。
そして、それと同時コッソリと始まったのがワンセグ放送。
これはワンセグの受信機があって始めて成り立つサービスなのですが、今考えると果たしてその需要はあったのでしょうか?
当時としてはガラケーが主流だったので、確かに携帯電話にワンセグは標準装備でした。
携帯電話で高画質のTVを見るのが流行みたいになっていたのも事実です。
活躍は一瞬だけ。
でも残念ながらその状況は長く続きませんでした、時を待たずしてスマホがガラケーに取って代わってしまいました。本当にあっという間でした。そしてその中でもダントツに売れた機種がIphonです。
最盛期にはスマホの7割位はIphonになってしまいました。
ご存知のようにアイポンにはワンセグはありません。例えAndroidであってもワンセグ対応機種は少数です。
つまりワンセグ放送は、始まったばかりで数年も経たずに開店休業状態になったのです。
当時、ワンセグ携帯にNHK料金は発生するのかと言うのが凄く問題になりました。
んで、当然の如く裁判沙汰になったのですが、皮肉なことに裁判の結果が出るよりも前にワンゼグ自体が廃れてしまうと言う笑える結果になてしまいました(笑)
そして、最近、ワンセグもNHK料金の対象になると言う最終判断が下されましたが、このことにより益々ワンセグ付き携帯が売れなくなってしまいました。
裁判が止めを?
これはハイビジョンTVに標準装備だった3Dに似ていますね。世の中に普通に広まるだろうと思っていた物が結果的にズッコケた例です。さてさて、4Kは普及するんでしょうか?
NHKとしては、携帯も網に掛けてワンセグからもキッチリ料金を取るつもりで裁判を起こして見事に勝った訳ですが、その結果としてワンセグ自体に引導を渡してしまいましたとさ(笑)
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