TVの深夜放送にも数々の伝説と呼ばれる番組がありましたが、ラジオにもそう言った伝説の放送が存在しました。
その筆頭が今でも続いている「オールナイトニッポン」ですね。
この番組をTVに転用したのが「オールナイトフジ」であり、それを夕方の帯に持って来たのが「夕焼けニャンニャン」、そしておニャン子クラブの大ブームに繋がったのは有名な話です。
他にも「セイ!ヤング」であるとか、「パックインミュージック」などがありました。
伝説はAM波で配信されていた
オールナイトニッポンなどの全国区のラジオ放送。その全てがAM波で放送されていました。FMと言うのは昭和世代の人間にとって、なんかお洒落なイメージがあって、通向けの番組ばかりだったような感覚があります。
AMが大衆居酒屋だとすると、FMはシャレオツなBARの位置付けだったでしょう。
これはAMがモノラルでFMがステレオでしたから、そうなるのは必然だったのですが、そこには味わいと言う要素も有ったような気がします。
つまり、FMは専ら曲を聞いて楽しむ世界であり、曲もトークも楽しみたければAMを聞くと言う感じで住み分けられていたのではないでしょうか?
そんなAM波が、この度廃止になるそうです。
記事はこちら、
ラジオのAM放送を廃止しFM放送に転換できるようにするため、民放連が総務省に制度改正を求める方針を決めたことが22日、関係者への取材で分かった。27日に開かれる同省の有識者会議で民放連代表が表明する。という事は、オールナイニッポンがFMの番組になるって事ですかね?
AM局の多くは広告収入の低迷を受け、番組の放送を、災害対策として実施しているFMによる補完放送(ワイドFM)に一本化したい考えだ。制度改正が実現すれば、北海道など一部地域を除き、民放AMが将来なくなる可能性がある。
これは昭和生まれの人にとっては、相当な違和感があるかも知れませんwwシャレオツなBARと、オールナイニッポンがどうも重なりませんよね。
まぁ、TVはひと足お先に地上波が統一され、UHFが廃止されましたから、それに比べればラジオの帯域統一なんぞ簡単な事かも知れませんが、益々聴取者は減って行くかも知れません。
そもそもラジオなんて、車で聞くだけと言う人が今の主流ですからね。そもそもトランジスタラジオのような小型のラジオとかって売っているんでしょうか?
結構災害時には携帯電話もダウンし勝ちですから、ポケットラジオは役に立つんですよね。特にご年配の方々はラジオしか操作出来ないでしょうし。
コメントを拾って見ると…
このAMを波廃止のニュースを受け、幾つかコメントが見受けられましたので、それを拾って見ました。今頃はradikoがあるからAMでも、FMでもどこでも聴けるけど、スマホやパソコン持っている人が全てradikoに加入しているわけでもないし、災害時に広範囲に聴けるAMの利点も生かすべきだと思う。何より飲食店や理髪店など日常生活の一部としてラジオを流しているお店では、FMよりAMファンの方が多いと思うし。
FMで難視聴エリアをカバーできると言ってるけど、実際は外壁の影響で聴こえない場所や、周波数が高設定のため受信できない機械など、まだまださまざまな問題を抱えています。私自身、阪神大震災で被災した際にAMラジオは非常に活躍しました。このままAMを廃止すれば上記の課題は将来の災害時に非常に社会問題となると思われます
最近あまりラジオ聞かないが、中学生の頃、深夜よく聞いていた。日本海側なので、深夜はハングルが邪魔をした。探せばまだまだ感想はたくさん出て来ると思いますが、あなたはどんな感慨をお持ちですか?
たまに、KBS韓国の日本語放送やモスクワ日本語放送、一度だけ平壌日本語放送を聞いたことがある。
AMはすごいと思った。
災害に備え、AMで続けてほしい。単純な疑問だけど、F Mに変えても、メリットあるのかなあ?
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