これは決して経営が上手く行かなかった訳ではありません。その原因は以下記事です。
JTIは、喫煙リスクの説明が不十分だったとして、ケベック州の住民から集団訴訟を起こされていた。今月初旬の控訴審では、約17・7億カナダ・ドル(約1480億円)の損害賠償を同州控訴裁判所から命じられた。こういう訴訟でこういう金額が成り立ってしまうのがカナダと言う国です。
この訴訟の目的は民事賠償の請求と言うよりも、タバコメーカーを追放する事です。住民が本当に賠償金が欲しいという訳ではありません。
タバコメーカーを追い出したいのであれば最初から誘致しなければいいし、最初から許可しなければ良いのですが、一応民主国家ですからそういう訳にも行きません。
そうすると、どうなるかと言うと、言い掛かりに近い賠償が罷り通って、その結果、非常識な賠償金が成立してしまうのです。
これでは最初から現地法人を認可しないでいてくれた方がよっぽどマシです!
ちなみにJTと言うのは、その株式を国庫で保管しています。となれば、今回の倒産騒ぎで株価が下がれば、日本国民も間接的な被害者です。
私個人はタバコは吸いませんが、カナダのこういったやり方には憤りを覚えます。
特にタバコをこれだけ毛嫌いしている反面、大麻を解禁しているダブルスタンダードな態度には反吐が出そうです。
カナダは企業進出すべき国ではない!
カナダという国は意外と政治的リスクを抱えている国だと言うこと知る人は少ないです。もっと言うと地政学的リスクです。今回のJTの事件はその典型的な事例と言えるでしょう。
地政学的リスクと言えば、中国とか中東の国をイメージする人が多いかもしれませんが、決して欧米諸国にリスクが無いと思ったら大間違いです。
誰にも気付かれていませんが、特にカナダは非常に危険な国です。結構カトリック至上主義みたいな宗教国家的な側面があるのです。
以前、日本人の留学生が、日本の漫画・アニメを所持していただけの理由で逮捕された事もありました。
彼らに言わせると、日本の漫画やアニメが児童ポルノだという事らしいです。
この言い掛かりは無茶苦茶です。JTの事件どころじゃありません。恐らく中国でもありえません。多分、これは北朝鮮でもないんじゃないですかね。
中国に言わせればファーウェイの件も寝耳に水だったでしょう。
そして、カナダに行けば大麻吸えると思って、日本人観光客がカナダに行ったとして大麻は吸えません。見付かったら帰国時逮捕される可能性があります。
ちなみにですけどw
まぁ、カナダってそんな国なんですよ。
なんか安全そうだからカナダに漠然と行ってみたいとか思ってる人が多そうなので、警告だけはしておきますね。
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