夏の参院選の前哨戦となる衆院大阪12区、沖縄3区両補欠選挙は21日投開票された。自民党の北川知克元副環境相の死去に伴う大阪12区補選は、日本維新の会新人の藤田文武氏(38)が自民新人ら3氏を破った。玉城デニー氏の沖縄県知事への転出に伴う沖縄3区補選は、主要な国政野党が支援した無所属新人の屋良朝博氏(56)が自民新人の元沖縄・北方担当相との一騎打ちを制した。自民が2敗を喫し、安倍政権にとって痛手になりそうだ。【毎日】衆議院の補選で安倍自民が2敗していたのです。
こんな目出度い事はないですね(笑)泣きっ面に蜂とは行かないまでも、鼻先をへし折ったくらいの衝撃はあったでしょう。
国民が冷静に判断し、一矢を報いた格好ですから、まずは民意を示せたとホっとさせられる場面ではあります。
奢りと慢心
片や辺野古問題がある沖縄、片や維新が強い大阪。ですから、事前に予測はされていました。自民に勝機はないと。冷静に分析する力があれば与党が勝つ目なんぞ微塵もない事はわかりますよねw、それでも自民は勝てると思っていたらしいです。
まあ、自を客観視も出来ないアホと化していると言えばそれまでですが、そこには奢りと慢心から来る思い上がりが透けて見えます。
ニュース報道では、
2012年末の第2次安倍内閣発足以降、自民が国政補選で敗れたのは不戦敗だった16年の衆院京都3区補選を除いて初めて。二階俊博幹事長は21日夜、党本部で記者団に「残念な結果だ。謙虚に受け止めて敗因分析を急ぐ」と語った。などと語っているようですが、こんなの報道向け予定原稿でしかなく、謙虚に受け止める気なんぞ、さらさらお持ちではないでしょう。
止まらない慢心
国民の意思を示せた貴重な2選ではありましたが、この結果が参院選に影響を与えるかと言えば残念ながらそうはなりません。事実上、野党と呼べる競合政党が存在しない体たらくな国会の状況では、どこまで落ちぶれた所で自民政権は続いてしまうのです。
不甲斐ない野党には何も期待出来ません。少なくとも立憲民主党が大きくなるまで暫く待つしかないでしょう。
とはいえ、自民に若干の危機感を募らせたであろう筈の、この2敗。
低能な安倍の事ですから、目先の人気取りを取って来る可能性はあります。内閣支持率が下降する前に選挙対策を取る可能性があるのです。
燻るW選挙。
令和を迎え、大型の連休がやって来ますが、その間はご祝儀ムードもあって内閣支持率は動かないでしょう。でもそのまま放って置けば、確実に下降線を描くであろう事が見えてしまった現在、参院選を前に手を咥えている訳には行かないのが自民の選対本部。
形振り構わず大きな政策を打ってくる筈です。
そこで考えられるのが、消費増税の延期と衆参同日W選挙。これです。2連敗があったお陰でこの可能性が随分と高まりました。
憲法改正への布石として、どうしても国民の機嫌を取る必要に迫られているのです。
増税の延期は素直に良いことです。でもこんな悪法、本来のならば完全に凍結してしまうのが筋なのですが…
消費税には何の価値もない
今更ながら言わせて貰いますが、消費税ほど安直な愚策はありません。これほど悪税はないのです。そしてそこに軽減税率を組み込むなどとは以ての外!軽減税率など利権の温床そのものです。
政治的公平性が重視される民主国家において、利権による税率の差別など有って良い筈がありません。それは民主主義の否定です。
実際に欧米では軽減税率の運用に失敗し、不評を買っているのは世界中周知の事実でもあります。
であるにもかかわらず増税と軽減税率など言語道断であり、政治犯罪でしかありません。
それを政府に無理強いする公明はもはや犯罪結社です。オウムと同じです。国民全員に実害を与えていますからもっと悪質かも知れません。
暴対法でヤクザを追い詰めるより、こうした犯罪結社を撲滅させる事の方が先ではないでしょうか?
日本国憲法では政教分離の原則をハッキリと明文化されています。
公明はそもそも違法組織なのです。それが政治を行って良い筈がありません。
もう一度言いますが、公明はオウムと全く同じ宗教犯罪結社ですから、すぐに破防法を適用すべきなのです!
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