私利私欲に塗れた姑息な大企業、それが天下のディズニー社。

世界最大のエンターテエィンメントの企業と言えばディズニーです。世の中の殆ど人がここを健全で夢のある会社だと思い込んでいます。

でもそれはプロパガンダにまんまと騙されて良いイメージを持っているだけです。


ハッキリ言いますけど、そもそも世界に跨るほどの大企業に、真っ当な会社なんぞ有るのかどうか甚だ疑問です。

企業というものはお金儲けが本来的な存在意義であり、競争に晒される存在です。

国家事業とは違いますから公益性や公平性を追求する義務はありません。時には汚い手段によってライバル企業を落とし入れる事もあるでしょう。

だからこその結果として、大企業と言う側面もあります。

そして、そういう企業の暴走を交通整理したり、制限したりするのが行政であり政治の立場と言う物です。


政治と行政が公平性を担保し企業間の競争を健全な状態に調節する義務を追うのです。

と、言う事は、政治が一番行っては行けないこと。それは一部の企業と癒着する事です。これは絶対に行けません。何故ならそれは民主主義そのものの否定だからです。

もちろん企業が政治家を買収するのはも以ての外です!

ところが、某D社は‥、

夢を売る会社ディズニー。そこは一見、政治的な癒着とは関係がない企業のように思えます。

でもそこにはダークサイドがしっかりあるのです。残念ですけど。


流石スターウォーズ利権を買い占めた会社だけのことはあります。

ディズニー社を作ったのは、そのままディズニーさんな訳ですが、ご存知のように彼は高名な漫画家でありクリエイターです。

そして、ミッキーを始め、数々のキャラクターの生みの親でもあります。


また、そういったキュラクターの数々は言い方を変えれば、全てキラーコンテンツであり、その著作権収入は、もう世界的規模で莫大な金額になります。

そこで問題になって来るのが、やっぱり著作権。

著作権と言うのは、当事者、つまり作者が死ねば親族へと相続が可能ですが、その有効期間は無限ではありません。

基本的に死後50年で消滅します。…と、言うか、でした!(笑)

以前は30年とかだったんですけど、それがいつの間にか50年になり、今度は70年になろうとしています。

ちなみに30年から50年に伸びた時は、ディズニーの死後30年でした、そして、50年が70年に伸びた時は、死後50年でしたw

もう、ここまで言えば馬鹿でも分かりますよね。

法律を自己都合で変えるD社

そうです。ディズニー社は政治家に圧力を掛けて著作権法を自社に都合が良い形に変えていたのです。

ミッキーやドナルドダックは未来永劫に無断で使わせたく無い訳ですね。ミッキー利権を手放したくないという私利私欲の為に、世界の著作権法を強引に捻じ曲げていたのです。


子供に夢を売る筈の会社が、こんな汚い事やっているなんてホントにガッカリですね。

この著作権法の保護期間延長の事をアメリカではミッキー保護法とか言ったりします。もちろん相当に揶揄した言葉です。

しかしながら、百歩譲って、ディズニーが自己防衛の為に自社コンテンツを死守しようとするのは筋が通らないでもありません。

一番問題なのは、ディズニーに簡単に買収されてしまっている政治家らです。

ディズニー社は確かに大企業です。政治献金も相当な物でしょう。でも、だからと言ってそれにおもねってしまう政治って何なんでしょう。


民主党か共和党かは知りませんが、壱私企業であるディズニー社の言いなりなって良い筈がありません。

基本的にアメリカで決まった事はEUでもそのまま適用されますから、その中身はそのまま世界標準となってしまいます。

多分、中国、ロシア、アフリカ諸国もそうなるのは時間の問題でしょう。米中の知財交渉の中には著作権の事項も洩れなく入っている筈ですから。

そしてそれがディズニー社の本当の狙いなのですから。

著作権保護期間延長の弊害

日本より先んじて保護期間が70年になってしまっている欧米諸国。この事により、実は結構な弊害が出ているのをご存知でしょうか?

権利の複雑化

著作権の保護期間が異常に長くなると、まず考えれられるのが利権の複雑化です。

50年でも相当に長いのに、それがあと20年も長くなると事更に複雑化するのは必至です。裁判になるトラブルが増えるであろうことは想像に難くありません。

中には作者がなかなか見付からず、結果、日の目を見ずに埋もれてしまう作品があったりもします。

期間を延長すればそういうタイトルが益々増えて行きます、膨大な作品が世間に評価される事もなく消えていってしまうのです。

貿易赤字

また、日本は米国に対して貿易黒字が問題になっていますが、著作権に関しては圧倒的に逆です。

知財収支だけに絞れば一千億円以上の赤字なのです。これはポケモンやジブリが幾ら頑張っても埋められる額ではありません。

この状態が未来永劫続く可能性が考えられるのです。

本来なら払わなくても良かった筈の負担が膨大に増える結果となる訳です。これがどれだけ民間企業の経費負担になるか分かりますよね?

デズニーランドの入園料だってその分高くなっている事に気付くべきです。

二次創作の問題

そして、次に考えられるのが権利アーカイブの問題。

古き良き作品にインスパイアされて作られた名作と言うのも数多く存在します。判り易い事例で言うと「ルパン三世」なんかがありますね。

当然ながら原作者のモンキーパンチ氏は作者に許可なんか取っていません。ルパンと言う作品をリスペクトしてオマージュの意味を込めて作った作品です。

原作が大昔のタイトルで著作権がフリーになっていたから出来た作品です。

著作権の保護期間が無節操に延長されれば、そんな2次創作は不可能になります。探偵少年コナンにも怪盗キッドは登場できません(笑)

不要な延長は、文化の多様性すらも侵害してしまうのです。特に、ものまね文化の特色を持った日本のコンテンツはダメージがでかくなります。

本気のTPPが頓挫したからと言って…

いま、著作権の作者の死後の保護期間について世界の潮流は2分されています。

それは欧米を中心とする「70年派」と日本を始め、NZ、中国、ASEAN諸国を中心とする「50年派」の国々です。

日本政府はTPPが成立した時に、一度7年に延長しようとしたのですが、そこはご存知のように米国が抜けて頓挫しました。

でもそれは反故にしたのではなく、宙ぶらりんになっているだけです。

害無脳省辺りでは、性懲りもなく未だ延長しようと機会を伺っているアメポチ官僚が暗躍している模様です。


クールジャパンと言って創作物コンテンツを日本の大事な産業として育成したいのであれば、そこは日本のカルチャーに則した独自の政策が必要な筈です。

しかしながら、当の官僚どもはアメリカ様のご機嫌伺いをするばかりで、日本のクリエイターには見向きもしていません。まるで他人事です。

そして、補助金をチラつかせて作品には口出しを来る始末。

こんなんで本当に良いクリエイターが育つ筈もないし、良いコンテンツが出来る訳ありません。

専門家でも無い癖に「育てよう」などと上から目線で押し付けるくらいならば、寧ろほっといてくれた方が余程マシと言う物です。


…ってな訳で、ディズニーって言う会社のせいで、日本も少なからず振り回されている訳なんですよ。

ミッキーのイメージだけでディズニー見ているかも知れませんが、いい年こいた大人が子供と同じ目線でディズニー社を見ているとしたら、単なるアホにしか見えませんね。

そんなキレイな会社じゃねぇよ!

詐欺師の女が人から騙し取ったお金でミッキー御殿を建ていた事件がありましたけど、もう、アホか!と。ホント終身刑でいいよ!

P.S

ちなみに言っときますけど、日本のディズニーランドはオリエンタルランドと言う企画会社が運営していますが、ここはディズニー社の子会社でも何でもありません。

単なるフランチャイズです。誰でも知ってますよね?

ミッキーの著作権が切れれば、相当に入園料は安くなると思われますww


ちなみに日本以外のディズニーランドにはアメリカ本社の子会社です!ちゃんちゃんw
調整中

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