岐阜を基盤とする名古屋のユニットSKEが約30億円ほどで譲渡されたそうです。
そして買い取った会社は上場企業であるとも。だとすると、その経営には相当程度の透明性が求めれることとなります。
NGTの暴行問題とその後のお粗末な対応は、透明性の欠如とガバナンスの悪さが原因であった部分は否めず、そういう意味では良いトレードであったかも知れません。
SKEメンバーにとって良い嫁ぎ先であろう事が期待出来ます。
一方、SKEをその配下から切り離したAKSと言う会社。暗雲立ち込めるその経営状況において、この権利売却による収入が少しは経営的な補填とは成り得たのでしょうか?
ガラス張りの経営だそうで…、
今回の譲渡に伴って、SKEを管理するための㈱SKEと言う事業会社が新設されたみたいですが、それに伴い、従前の売上などが公表されました。それによると、売上高21.5億円、営業利益3.6億円とのこと、それをマネージメントして30億の元を取ろうと言うのでしょう。
そして、今回設立されたSKE社。これが上場すれば結構面白いかも知れません。
アイドルグループが株式を上場すると言うのは、恐らく史上初であり、新たなビジネスモデルのテストケースとしてその推移は非常に興味深い所です。
もちろん、この会社がSKEメンバーを統括する芸能プロダクションと言う考え方もありますが、この会社はビジネスを行う上で便宜上作られた箱であろうと思います。
つまりは、まずSKE有りきであり、会社の方がSKEの一部であると考える方が自然です。
アイドルグループそのものが、これほど直接的に投資の対象となるのは初めてであると言って良いでしょう。
もしかしたら、アイドルグループのファンが、その株式を持つと言う新しい応援の方法が普通の方法として定着するかも知れません。
30億と言うのは高い買い物か?
今年は不祥事で行われなかったAKB総選挙。ですが、その最終年度の1位と2位はSKEのメンバーでした。それを考えると、SKEにはそれなりの価値はあるのかも知れません。
指原莉乃の如く、この上位は縛らく続きそうな勢いがあります。
今後、余程マネージメントに失敗しない限りは30億の元は取れそうな感じです。
それこそ上場とかさせれば、すぐに資産価値は付くでしょう。
多メディアな展開も考えているようですから相当な打出小槌になってくれるかも知れません。
メンバーの卒業生もそのまま事務所にはタレントとして残すハロプロのスタイルを取って行くものと考えられます。
そういう意味ではNGKのような不祥事も考えにくく、元SKEメンバーがAVに行く事態も今後はないと思われます。
三上悠亜は頑張っていますけれでも、やっぱり運営はいい顔をしてません。
AKBと言うビジネスモデル
AKBと言うビジネスモデルは最近壊れ始めていると分析する人も多いです。でもそれは当たっているようでもあり、ハズレているようでもあります。何故かと言うと、それはケースバイケースだからです。
例えば、会いに行けるアイドル、とか、メンバーの身請け制度、などは崩れいて行くかも知れません。そういう意味ではおニャン子モデルはこれから大分影を潜めるでしょう。
ですが、アイドルのフランチャイズ制度は今後ともしぶとく生き残って行くだろうと思います。
これは需要がまだまだあるようですから、アジアを中心に海外での展開が止まらないのではないでしょうか。
そして、今回、グループの売却と言う方法も取られました。
MNBや、HKTなどの派生グループが、AKBにはたくさん存在します。その各ユニットのマネージメント権を切り売りして行くと言うのは今後度々行われるかも知れません。
もっと考えれば、売却せずともユニット毎に別会社にして株式の公開も可能でしょう。何ならクラウドファンディングでも構いません。
特に坂道シリーズは、その可能性が高いんじゃないか、って勝手に思ってます(笑)
こうやって見てみると、AKBという物を、一つのビジネスモデルとして見た時、かなりの多様性と奥行きを秘めている事が分かります。
それはもう、おニャン子の時代とは隔世の感がありますね。そして、インターネットと言う存在も相当に大きいと思います。
…と、言うことで、どうでも良い事を長々と書いてしまいましたとさ(´;ω;`)
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