所得が増えれば増えるほど税率が上がって行くと言う悪質なシステムです。
何故こんなバカな制度が堂々とまかり通っているかと言うと、嫉妬心などの感情論から作られた大変不合理な背景があるからです。
こういうお金持ちから税金をかっぱぐ取り決めは貧乏な庶民からの支持を得易く、政治家に取っては非常に都合が良い側面があります。
もちろん税制と言うのは合理的で公平性を持って作るべき制度ですから、所得が多い事だけを理由に税率を上げるなどと言う根拠のない不合理なシステムは許される筈などないのです。
でも実際は庶民の嫉妬心がそれを後押ししてしまっていてその横暴がまかり通る世の中になっています。
そういう感情論だけで政治が行われる先には残念ながら破滅の道しかありません。誰もがその現実を見ようとしません。
ブーメランな政策
累進課税制度は分かり易く言えば貧乏人の嫉妬心が作り出した最低のシステムです。こんな感情向き出しの制度をほっておけば、貧乏人は益々貧乏に、金持ちは益々金持ちになり所得格差は開く一方です。そして国家全体が衰退の一歩を辿るのです。
目先の感情に流され税制などを築きあげればそうなるのは当然でそこを忖度しない政治家はクズの極みです。
基本的にお金持ちと言う人種は会社の社長であったり名家の跡継ぎであったりと、社会的にエリートと呼ばれる優秀な人間である場合が多いです。
そういう人々は海外なんか普通に行ってる場合が多いですし、英語なんかペラペラです。
お金が有って能力もある。そんな人間が重税感を味わったとしたらどうでしょう?
ちなみに僕だったら税金が安い海外へ移住します。全く迷いません。日本には気が向いたら観光客として帰って来れば問題ありません。
これだけネットが発達した世の中。職種によっては世界中の何処でも仕事は出来ます。世界はそれほどにグローバルでボーダレスなのです。
恐らくお金持ちでそう考える人間は少なく無いでしょう。
消費税で貧乏人は益々苦しみます。貧乏人には逃げ場はありません。
しかしながら累進課税制度でお金持ちを虐めたとしても彼らは平気です。逃げ場はあるのです。
そう、海外へ逃げるだけです。すると政府は財源そのもの失います。ダメージは政府側にしかありません。
そしてそれは技術の流出や頭脳流出にも繋がります。
政府は財源確保の為に消費税を更に上げるでしょう。すると庶民は益々苦しみ個人消費は落ち込み貧富の差は更に拡大します。悪循環は拡大する一方です。
目先の感情論で政治が行われると、その先には破綻した社会が待ってるだけです。
税制は感情に流されず、合理的で公平性をだけ持ってして運用されなければなりません。
累進課税制度の過剰な運用は経済の悪循環しか生み出さず、その煽りを一番受けるのは結局一般国民なのです。
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