元号というのは日本独自の制度ではありますが、まぁ形式的な物でしかありませんけど、何か役には経っているのでしょうね。
そこで今話題に昇っているのが次の元号が何になるのかと言う事。
元号って何ぞ?
そもそも元号と言うのは何処から持って来て、何を根拠に決まるのでしょうか?その辺をちよっと調べて見ました。
元号の由来
元号をおさらいしてみましょう!明治以前の年号は、飛鳥時代から数えると243個もあって、この記事では紹介しきれないので割愛します!
【明治】
古代中国の「易経」という書物のなかの一文に由来します。
「聖人南面而聴天下、嚮明而治」という文なのですが、簡単に現代語訳すると「聖人が南面で天下を聴けば、明るい方向に治まる。」になります。
ここでの聖人は「天皇」を、南面は「君主の位」またはそれにつくこと、天下は国や世の中という意味から意味が増えて、「世の中の評判」を指すそうです。
【大正】
大正も「易経」の一文が由来です。「大亨以正、天之道也」という文です。
分かりやすく訳すと、「君主(天皇)が、国民の意見を意見を喜んで聞き入れるなら、政治は正しく行われる」という意味です。
【昭和】
昭和は書経(尚書)という、中国最古の歴史書から来ています。
その由来になったのは「百姓昭明、協和萬邦」という文ですが、意味は「百姓(国民)が徳を明らかにすると、萬邦(世界中)が仲良くなる」です。
残念ながら、昭和は2度も大戦があり、年号のとおりにはなりませんでした😢
ちなみに、昭和は歴史上(もちろん外国の年号と比較して)一番長く使用された年号でもあるんです。
【平成】
古代中国の歴史家である司馬遷の著書、「史記」の「内平外成」という文と、「書経(尚書)」の「地平天成」が出典になっています。
込められた意味、願いは「国の内外、天地(宇宙、世界)の平和が達成される」というものです。
日本は天災などはあるものの、平和ボケと揶揄されるくらい治安がいい国です。でも日本を出ると、平和とは言い難い世界が広がっています。
次はこれ!新元号を大予想(笑)
明治以降の年号を振り返った所で、次はどんな年号になるのか、投票で考えて見ましょう。1位 平和
読み方:たいわ、へいわ、たいか、ピンフ
1番人気のあった年号は「平和」でした。
麻雀をやる人には有り難い事かもしれません。
2位 安久
読み方:あんきゅう
新年号の大本命っぽいですが、インターネットで少しでも話題になったものは除外される可能性もありそうです。
3位 太平、泰平、大成
読み方:たいへい
3位は同率で太平、泰平、太成の3つになりました。
どれもちょっとやそっとじゃ動じない、しっかりとした国を想像しました。
4位 明成、和平
読み方:めいせい、わへい
平和は日本語ですが、和平は中国語なんですよ。意味は同じです。
こんな感じにまとまったみたいですが、この内のどれかがなるかも知れませんし、ならないかも知れません。
いずれにせよ、2019年の5月からは新しい年号になるのです。
カレンダー業者以外はどうでもイイことですね!(笑)
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