小さな親切大きなお世話(´Д⊂グスン

確かお笑い番組でM-1の姉妹番組みたいな選手権があったんですけど何でしたっけ?

そんな大会で全盲に近いピン芸人さんがグランプリを取って話題になっていました。確か記憶では、取った瞬間は大変話題となって各局引っ張りだこでした。

その後、一ヶ月くらいはそのピン芸人をTVでお見掛けしたのですが、いきなりパッタリと見ることが無くなりました。


R-1グランプリで盲目のお笑い芸人が優勝するとか、かなりリベラルな判定基準に感銘を受けたものですが、たった数ヶ月くらいにもかかわらすTVで全く見掛けなった所を見ると、各プロデューサーレベルではまだまだ取扱い注意の対象なのでしょうね。

盲目のお笑い芸人で、ネタが盲目あるあるのブラックユーモアでは笑う側も気を使ってしまうかもしれません。

ネタにはタブーがある?

障害者を題材にしたネタは例え障害者本人が自虐的に行なったにせよ、やはり物議を醸しやすく炎上も起こりやすいので保守的なスタッフは敬遠し勝ちになるのかもしれません。

こういう時、余計なお世話な人権団体が暗躍しているかも知れませんね。

例えば、盲目芸人がゲストで出ている番組に対して、もっと障害者に対して気を使って番組作りをしろ!とか、もっと盲目の人に気を使え!などのクレームが入っているとしたら問題です。

局側はそのクレームを撥ね付けるか、屈服するかのどちらかなのですが、コンプライアンスを気にするこの世の中、選択は後者になるでしょう。

つまり、盲目の芸人さんは使い辛い面倒なキャストとなり二度と呼ばれなくなるのです。


クレームを付けた側は芸人さんに良かれと思って文句を言ったつもりが、結果は彼の仕事を奪ってしまうという真逆の事をしているのです。

しかもその自覚は全くないでしょう。

これを小さな親切大きなお世話と言います。

偽善行為は完全な自己満でしかなく、欺瞞です。誰の為にもなりません。
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