iPhoneで「Apple Card」はApple Payで個人情報を守れるらしい。

Tポイントカードが捜査令状もなしに会員の個人情報を警察に明け渡していた事が発覚し、運営会社が社会的信用を失う事態となった事件は記憶に新しい所です。

この事件は個人情報保護の重要性が日増しに強く叫ばられる現代を、色濃く象徴する出来事と言えるでしょう。

Tポイントカード

この後に及んでも、令状無しによる個人情報の垂れ流しを止めようとしないTポイントには批判が殺到しているそうで会員離れも相当深刻だそうです。

また、会員だけでなく提携企業もどんどん離れていっているようで、早晩業界TOPの座から陥落するだろうとの事。

まぁ、自業自得なので、ザマァ!としか思いませんが、よく考えたら私も被害者の一人でした(笑)

何とかしてTポイントを他のポイントに置き換えられないか模索中です(汗)

出来れば、令状主義を表明しているLineポイントにでも変換出来れば一番有り難いんですけどネ!

Lineポイント

そんな中、Tカードとは真逆で、個人情報に配慮した決済サービスも徐々に生まれて来ているようです。

Apple Cardは先進的だった。

最近アップルは、かってのソニーのように金融からゲームまで、次々と新サービスを始めてます。

その中でも、Apple Cardはかなり先進的かつ配慮の行き届いたサービスではないかと感心しました。


アップルとしては初のクレジットカード事業への参入ですが、後発なだけに他社との差別化の点で色々と工夫した後が伺えます。

私は個人的にキリスト教原理主義的なアップル社の方針が嫌いで、iPhoneでさえ拒否していたのですが、これには一考の価値があるかも知れません。

特にこのカードで特質した部分を、その紹介記事から拾って見ました。
プライバシ面では、Appleは購入額や決済された場所、金額などを記録しない設計になっていると表明。支払いの記録や分類といった機能はAppleのサーバ上で処理せず、ハードウェア上の処理によって行うとのことです。
この部分が一番画期的です。

Tポイントとは正に逆ですね。端的に言うと購買履歴等の個人情報は収集しないという方針です。

これならば警察から問い合わせがあっても、サーバ上には細かな個人情報が移管されていないですから、提供のしようがありません。

でもポイントはちゃんと付与されるようで、その辺の基本はちゃんと押さえられています(還元率2%、一部3%)。

つまり基本的に決済サービスにポイントの付与が付きまといますから、TカードとApple Cardは競合他社にもなるのです。

個人情報はオミットして恐らくビッグデータだけを集めると言うのがアップルの方針なのでしょう。

とは言え、アップルがTカードのように個人の購買履歴等も収集した所で、令状なしに個人情報を明け渡す事はないでしょう。

アップル記者発表

何故なら、かってFBIにIphoneのバックドアを作るように要請されたの突っぱねた過去がありますから、その頑固さは信用に値します。

それが日本だったら、民間企業は言いなりだった事でしょう┐(´д`)┌ヤレヤレ

今後、他社との差別化を図るなら個人情報への配慮が重要なファクターとなって来るのは間違いありません。

今、日本ではスマホ決済が群雄割拠みたいに争奪戦を繰り広げていますが、使うとするならば、Apple Cardまたいな方針の物を私なら選びます。

ちなみに、このApple Card、日本上陸は未定ダケドナーーーー(´;ω;`)
調整中

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