いくら酒の席であったとは言え、公人たる者が発して良い言葉である筈もなく、これは表現の自由を持ち出す次元の話ですらありません。
事の重大さを鑑みてか、維新は即座に除籍を勧告しました。本人の退会届を受領拒否した上での重い処分です。
という事で、世間での話題は専ら丸山議員の自身による身の処し方。彼が自ら国会議員を辞めるかどうかです。
国会は辞職勧告決議まで行って、本人に対し強く圧力を掛けている状況です。
この丸山と言う男。謝罪の言葉は発している物の、あれで反省していると言い切れるのでしょうか?
比例区の議員は一人区とは違う
図らずしも悪名として鳴り響いてしまった丸山と言う国会議員ですが、辞職勧告も拒否し、のうのうと居座り続ける気のようです。
はたしてこういう事が許されていいんでしょうか?
ちなみにこの議員、一人区ではなく比例区当選です。即ち、自身の人気によって得た議席ではなく、党の枠を貰って議員をやっているに過ぎません。
本来なら党籍を外れた時点で議員を失職しているのが筋な筈です。
こうやって、党の人気を借り受けてやってるだけの議員が、無所属になってもまだ議席に居座れる制度には甚だ問題があります。
これは丸山と言う今回の事例を上げるまでもなく、ずっと以前から言われていた事です。
議員と言うのは公的な立場であり、議員歳費は血税です。公的なお金です。
言うまでもありませんが、これらは国民の意志によって選ばれた人がなるべきものであり貰う物です。
それ以外の行為は全て公金横領です。犯罪です。
翻って考えると、丸山のケースはどうでしょう?
明らかに犯罪行為であり、犯罪者そのものと言えませんか?
この男がもし一人区から当選した議員であれば、それは形式的にせよ国民から付託を受けた状態にある言えるでしょう。
民意によってしか弾劾出来ないと言う理屈は通ります。
しかしながら、この男、比例区です。比例区と言うのは民意によって党が選ばれて、その権限を党が議員に付託しているという形式のものです。
ですから、その党が付託を撤回すれば自動的に議員でなくなる性質のものです。
であるにもかかわらず、この男はその権限を握り込んで離そうとしません。
これは明らかに謁見行為であり、不当に籠城しているような物です。しかも歳費まで堂々と受け取っている。これは公金横領です。
丸山穂高と言う男は議員の資格も何もない単なる「犯罪者」と言い切ってよいでしょう。
TVや新聞では、この犯罪者の失言問題ばかりが取り上げられていますので、敢えて、ここでは、こうやって居座る事が出来てしまう日本の議員制度に対して疑義をを唱えてたいと思います。
丸山と言う男の発言にも問題はあるでしょうが、それ以上に、こういう比例区の悪徳議員を強制的に解職出来ない現システムにこそ、根本的な問題があると言えるでしょう。
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