顆粒状のブラックホール。

今年の3月いみじくもホーキング博士が急逝されましたが、その功績は賞こそは取らなかったですけれどもノーベル賞以上の物がありました。

そして博士が生涯ライフワークとしていた物の一つがブラックホール。


昭和の時代、その名前を聞くと何か凄く怖くて特殊な物であるイメージがありましたが、実は意外に身近な存在かも知れないと博士は予測しました。

ブラックホールと言うと一般的には太陽の何倍もある恒星が最終段階として変化する物であると考える人が大半でしょうが、ホーキングはナノサイズ以下のマイクロブラックホールを始めて提唱したのです。

そして、ブラックホールの蒸発という概念を予言し、一方的に物資を吸い込むだけだと思われていたブラックホールが、エネルギーを放出するケースがある事を数学的に証明しました。

ビックバンと同時に誕生

宇宙開闢当時、宇宙は高温・高圧の状態であったことはビッグ・バン理論によって古くから知られていましたが、その時に無数のブラックホールが誕生したとされています。それが前述のマイクロブラックホールであり蒸発するブラックホールなのです。

計算によると、ざっくりと40億トン以下のマイクロブラックホールは、蒸発していて、いまの宇宙には存在しません。

それよりも重いマイクロブラックホールがいまの宇宙に残っていると言う話になります。

量子規模のブラックホールとなれば何処に存在しても蒸発さえしなければ基本的に無害の筈です。

カプセルに閉じ込めて顆粒状にして飲めば健康に良いかも知れません。超未来では漢方に加えられているかも知れません。

重さを把握して蒸発する時期さえ気を付ければ良いわけです。

逆に蒸発を利用して爆弾も作れるかも知れません。もし作れば原爆の数十倍以上の爆弾になりますけど(笑)

そして気になって来るのがダークマター。

その話題は、次の投稿にて。。。

続く!

暗黒物質とブラックホール
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